RouterOS
RouterOS とは
MikroTik社の開発する低コストなネットワーク製品「RouterBoard」向けに開発されているオペレーティングシステム。
Linuxベース
また、PCや仮想マシンへインストールすることも可能であり、各種仮想環境向けのイメージも配布されている。
MikroTik Routers and Wireless - Software Download
機能
かなりの高機能です。
| 管理 | Web Browser/SSH/telnet/Serial console/REST API/ Winbox(Windowsアプリ)/MikroTikアプリ(Android/iOS) |
| IPv4ルーティング | Static/BFD/BGP/RIPv1/RIPv2/OSPF/MME |
| IPv6ルーティング | Static/BGP/RIPng/OSPF |
| Layer2 VPN | VPLS |
| Layer3 VPN | L2TP/IPSec/PPTP |
| Firewall | port based/tag based/address list/L7 Firewall(Regexp) |
| その他機能 | Bonding/VLAN(802.1Q)/Authentication(802.1X, RADIUS)/NAT/IP Masquerade/ DHCP Server/DHCP Client/DHCP Relay/SMB Server/ SSH Client/Scheduler/Scripting/SNMP/rsyslog... |
ライセンス
2019/10現在、ライセンスは 買い切り制、しかもかなりの親切価格。
仮想環境向けイメージからインストールした場合はCHR(Cloud Hosted Router)ライセンスと呼ばれるものが適用される。
CHRライセンスには、下記の5種類が存在する。
| 種類 | 通信速度制限 | 価格 |
|---|---|---|
| Free | 1Mbit/s | 無償 |
| P1 (perpetual-1) | 1Gbit/s | $45 |
| P10 (perpetual-10) | 10Gbit/s | $95 |
| P-Unlimited (perpetual-unlimited) | なし | $250 |
| 60-day trial | なし | 無償 |
ただし、「60-day trial」は、ライセンスの有効化後60日間のみ利用可能なライセンスである。
対応環境/インストール方法
2019/10現在、サポートされている環境は下記の通り。
- VMWare Fusion / Workstation and ESXi 6.5
- VirtualBox
- Hyper-V
- Amazon Web Services (AWS)
- Hetzner Cloud
- Linode
- Google Compute Engine
- ProxMox
最新情報は Manual:CHR - MikroTik Wiki を参照されたい。
その他情報
- RouterBoard User Group
非公式ながらも、最新情報をこと細かに公開されており、
RouterOS関連情報のキャッチアップに非常にお世話になっております。
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